水原華城
「水原華城(スウォンファソン)」は、朝鮮第22代王・正祖が父・思悼世子に対する孝心と経済力を備えた新都市を建設しようと計画し、1794年~1796年にかけて造られました。 これまで長い年月の間に城郭がかなり損傷を受け、韓国戦争(朝鮮戦争)の動乱により多くの施設が破損してしまったため1975年から補修・修復がなされ現在に至ります。また、水原華城は1963年1月に史跡第3号に指定され、1997年12月には昌徳宮とともにユネスコ世界文化遺産に登録されています。
華城行宮 土曜常設公演 / 2017年 4月~10月 土曜日 14:00
「華城行宮 土曜常設公演(ファソンヘングントヨサンソルゴンヨン)」は、世界文化遺産「水原華城」で行われる伝統常設公演です。 220年余り前に正祖大王が華城の築城を記念して行なった落成宴の伝統公演「山臺戲」の中から農楽、風物、宴戯、伝統綱渡りといった多彩な公演が披露されます。
武芸24技 示範公演 / 2017年 1月~12月 火曜日~日曜日 11:00
「武芸24技」は華城に駐屯していた当代の朝鮮の最精鋭部隊の壮勇営の外営兵士たちが習った武芸で、歴史的な価値だけでなく、芸術的・体育的価値の高い無形文化遺産です。ここ華城行宮の北軍営と南軍営に駐屯していた兵士たちも武芸24を修練し、行宮の護衛に最善を尽くしました。華城行宮の復元に合わせて、迫力ある動きと気迫溢れる武芸24技の公演が行なわれます。