済州島
韓半島(朝鮮半島)の最南端に位置する済州島(チェジュド)は、特別自治道に指定された韓国最大の観光エリアです。 「国際観光都市」、「国際自由都市」という名にふさわしく、観光はもちろん政治・経済でも本島の自治区より自由で多様な政策を敷いており、外国人にも人気の島です。
火山島・済州は、特異な地質、独特な気候・文化・言語を有し、ユネスコの自然科学分野事業で三冠(世界自然遺産指定、世界ジオパーク認定、生物圏保存地域登録)達成、新世界七不思議自然版に選ばれています。
島の真ん中に鎮座する漢拏山と、山すその多様なオルムがつくり上げる風景、海岸で見られる柱状節理は火山島済州を代表する風景となっています。
火山島・済州は、特異な地質、独特な気候・文化・言語を有し、ユネスコの自然科学分野事業で三冠(世界自然遺産指定、世界ジオパーク認定、生物圏保存地域登録)達成、新世界七不思議自然版に選ばれています。
島の真ん中に鎮座する漢拏山と、山すその多様なオルムがつくり上げる風景、海岸で見られる柱状節理は火山島済州を代表する風景となっています。
海抜182メートルの城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)は10万年前、海底噴火によってできた火山です。城山日出峰は済州道の東側の一番端にそびえ立つ大きな岩の塊で、日出峰頂上には巨大な噴火口があります。噴火口は直径600メートル、高さが90メートルで、面積が8万坪にもなります。大きな王冠を連想させる99個の鋭い岩が、噴火口の周りを囲んでいます。東・南・北側は絶壁で、西北面だけが芝が稜線に生えており、それが城山村まで続いています。西北面は散策路として造成されており、そこで馬に乗ることもできます。
「ソプチコジ」は済州の東側海岸の外れにあります。「ソプチ」はこの地域の昔の名前で、「コジ」は済州の方言で突き出した地形を指す言葉です。ソプチコジは、海岸の絶壁の上に木が一本もない草地で、海岸には立石という岩が立っています。ソプチコジの端には灯台があり、そこに行く道には風を防ぐための岩壁があります。この岩壁の中には菜の花畑があり、毎年4月になると満開の菜の花畑を見ることができます。
天然記念物に指定されている「榧子林(ピジャリム)」は、樹齢500~800年のカヤの木が2,800株も密集して自生しているところです。木の高さは7~14メートル、直径50~110センチメートル、幅10~15メートルになり、世界最大規模のカヤの森林と言われています。この森林は村で神に捧げる祭祀をする時に使ったカヤの種子が四方に広がって育ったものと推定されています。
‘オルレ’は、家の正門から村の大通りに出るまでの細い小道を意味する済州の言葉です。古語では‘オラ’、‘オレ’といいます。‘扉’を意味する純粋な韓国語‘オレ’が転じて済州で‘オルレ’になったと推定されています。 ‘オルレ’は済州にだけある独特な文化です。黒い玄武岩で積み上げた家、その家に向かう路地であるオルレは、家と村を、自分と世界を繋いでくれる道であり、くねくねと続く済州の石垣道の美学を見せてくれる道でもあります。 済州オルレは、済州島の固有の文化と風景が楽しめる道であり、済州を世界と繋いてくれる道でもあります。
済州の美しい海とオルム、石垣、コッチャワル、四季を通じて青い野原、そして平和な村を抱いている済州オルレは、世の中で最も美しく平和な道です。 済州オルレは誰にでも開かれています。
済州の美しい海とオルム、石垣、コッチャワル、四季を通じて青い野原、そして平和な村を抱いている済州オルレは、世の中で最も美しく平和な道です。 済州オルレは誰にでも開かれています。